伊吉 栄作 さん
沖縄セルラー アグリ&マルシェ株式会社
農学部環境資源科学科 2009年卒業、農学府環境資源物質科学専攻2011年修了
Q.商品づくりに関わるきっかけ・思い・今後の展望を教えてください!
地元・沖縄で公務員として就職し、地域の農家さんと関わっていく中で、「作った農作物をどのように売るか」ということを考えることの重要性に気が付きました。その想いから民間企業に転職をし、今は冷凍フルーツの販売に携わっています。
マンゴーもパイナップルも消費期限が短く、離島県である沖縄県では、台風等の影響で出荷が遅れてしまうとお客様に届くまでに過熟状態になってしまうことがあります。このように最適な出荷時期を過ぎてしまったものを地元の農家さんから買い取って、瞬間冷凍を行い商品にしています。冷凍することでおいしさが保たれ、時期に縛られることなくいつでもおいしいマンゴーとパイナップルを提供できています。また、規格外の作物を使用していることも特徴です。
今後は、冷凍フルーツに限定せず、沖縄県産の野菜や果物を県外に発信していきたいと考えています。
Q.農工大での思い出を教えてください!
学生時代は楽しい思い出ばかりでした。当時の研究室が1号館1階にあり、中庭に近かったことから、よく中庭でご飯を食べたりしていました。また、鍋を作ったり、留学生が自国の料理を作ってご馳走してくれたりしたこともあり、異文化交流ができたことが印象に残っています。また、オーストラリアへ研究試料採取で赴いたのも、良い経験でした。当時、1号館に住み着いていたネコ(にぼし)も懐かしく思い出されます。
学部時代の授業で印象に残っているものは、入学してすぐに行ったFM多摩丘陵での1泊2日研修です。学科で新しくできた友人と、夜に見た星空も記憶に残っています。
Q.農工大生や農工大サポーターにメッセージをお願いします!
様々な思い出がある農工大に、今後も何らかの形で恩返しできれば良いなと思っています。
学生の皆さん。4年間ないし6年間は振り返るととても短い期間です。何かやってみたいことや、興味があることにはぜひチャレンジしてください!
ぜひぜひ冷凍マンゴー、冷凍パイナップルを食べていただいて、沖縄に遊びに来てください!
【担当学生広報スタッフ】取材を終えて・・・
担当学生広報スタッフ:農学部環境資源科学科 村井 陽香さん、農学部地域生態システム学科 清代 ひとみさん
大学生活の思い出を本当に楽しそうにお話しされていて、私も充実した研究室生活が送れるように(研究面だけではなく、研究室メンバーとの交流も)頑張ろうと思いました。また規格外の作物を有効活用していることがとても素敵だと感じました。沖縄と言えば、リゾートや観光を思い浮かべることが多いですが、沖縄の農作物についても興味を持つきっかけになりました。冷凍マンゴー、冷凍パイナップルで、沖縄気分を味わってください!!
取材実施:2023年4月
伊吉さんの返礼品はこちら!
冷凍マンゴー
沖縄で丁寧に育てられたマンゴーを、最新の方法で瞬間冷凍させた商品。沖縄県産マンゴーは亜熱帯性気候を生かして栽培されており、味わい深さと瑞々しさが魅力です。
寄附番号:A09001
寄附金額:10,000円
冷凍パイン
沖縄で栽培されているパイナップルは完熟に近い状態で収穫するため、甘さが強くとても味わい深いです。沖縄を感じられる、そんな果物をぜひご堪能ください。
寄附番号:A09002
寄附金額:10,000円
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