植出 大輝 さん

うえでぃ農園
農学部地域生態システム学科 2014年卒業
Q.商品づくりに関わるきっかけ・思い・今後の展望を教えてください!
有機農業のきっかけとしては、結婚し、家庭菜園を始めたことです。市が畑を貸し出してくれる制度を利用して野菜を育てていて、充実感というか純粋に楽しかったですね。次第に、農学部にいたしもう少し自然に触れるような仕事がしたいな、と考えるようになりました。以前から鴻巣市の耕作放棄地や農業従事者の高齢化を目の当たりにしていたので、、ここで農業を始めるチャンスがあるのではないかと思いました。そこから埼玉県農業大学校の短期農業学科 有機農業専攻に一年間在籍し、基本的な農業知識や有機栽培技術を習得し、2024年4月から本格的に農業を始めました。
有機農法は環境にも、人にも一番負荷のかからない農法です。日本ではまだメジャーではありませんが、ヨーロッパの流れを見ていると、遅かれ早かれ、日本でも有機農業が主流になっていくと思っています。その時に大きく活躍できるように、地道に美味しい野菜を作りながら有機野菜の魅力をアピールしていきます。
Q.農工大での思い出を教えてください!
妻との出会いが大きかったです。地域生態システム学科(以下、地シス)の同期なんですよ。他には、学園祭の実行委員も務めており、総務パートのチーフでした。他にも地シスでは、いわゆる「林科」だったので、学園祭で林科の焼き鳥の模擬店を運営したことは印象深いですね。スギの木を、丸太の状態から斧で割って薪を作り、さらにナタで割って串に成形したんです。当時の串は記念にと思っていまだに残してあります。
林科での実習も印象的でした。多くの実習があって、泊まり込みの実習に何度行ったか分かりません(笑) 人とコミュニケーションを取り合いながら自然の中で行った実習の経験は今でも活かされています。
Q.農工大生や農工大サポーターにメッセージをお願いします!
都庁で仕事をしていた際に農工大出身の方をたまに見かけました。話してみると学科が違っても、みんな話しやすい人ばかりです。農工大であることに誇りを持って、社会で活躍してほしいですね。また、社会人になると、どうしても自分の時間が取りづらくなります。お金はあまりないけれど、時間がある学生の皆さんには、自分が楽しいと思えることをやってほしいと思います。


【担当学生広報スタッフ】取材を終えて・・・
担当学生広報スタッフ:農学府農学専攻 深堀 叶星さん、農学部環境資源科学科 西川 正太郎さん
今回取材をして、植出さんの道を切り開く意思のようなものを感じました。日本にはまだ浸透していない有機農業を広めるために様々な努力を日々積み重ねられている姿は、言葉を選ばず言うと最高にかっこよかったです。終始、にぎやかな雰囲気で取材を引き受けてくださり太陽のような方でした。
取材実施:2024年11月
植出さんの返礼品はこちら!
野菜セット3種類 農薬・化学肥料不使用

埼玉県鴻巣市で有機農業しており、年間約70品種の野菜を育てています。うえでぃ農園こだわりの旬の野菜を個包装に梱包し、3種類セットにしてお届けします。(※写真は野菜5種類の一例になります。)畑での栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料は使用しておりません。
寄附番号:A16001
寄附金額:10,000円
野菜セット5種類 農薬・化学肥料不使用

埼玉県鴻巣市で有機農業しており、年間約70品種の野菜を育てています。うえでぃ農園こだわりの旬の野菜を個包装に梱包し、5種類セットにしてお届けします。(※写真は野菜5種類の一例になります。)畑での栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料は使用しておりません。
寄附番号:A16002
寄附金額:20,000円
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